大陸横断計画第89夜「クリスマスはベルリンで嘔吐しよう」
12/24
この記事は下書きが消滅したのでなんと書き下ろしになります。今書きます。
当時、私はめちゃんこ疲れてました。バスに揺られ、ベルリンのクソみてーな端っこのバス停につけられ、わざわざSバーンで出発、ついでに言えばユーロすらほぼ持ってませんでした。手持ちは20ユーロほどで、夜の明けきらない風が私を打ちのめします。気持ちで負けてはならぬ、腹が減っては負けるぞと、結局1ユーロのホットドックとコーラを購入。1日切符も買ったので手持ちはいつの間にか10ユーロほどになっていました。
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ああ、その玉みたいのなんだい?まさにメトロポリス、ベルリン。ドイツの首都です。
時間は朝9時、ベルリンの壁を攻めに来ました。9時に来るはずの同行者は現れず、何もすることがないのでぶらつく。
バウハウスですねぇ。ついに本場来た感あります。ここでテンションと体温が3上昇、マフラーを外す。
同行者来たる。一緒にベルリンの壁を拝みます。ちなみにイミグレで色々あって1時間遅刻です。私はUバーンの駅の中でwifi拾ってゆっくりしてました。こういう時、改札がなくてよかった...と思います。ね。
ベルリンの壁は結構あっさりしたものだったけど、妙に凛とした雰囲気、静粛な空気感がありました。変に寝ってるんですよね。私は冷戦とか戦争とかに明るくありませんが、お線香の代わりに鎮魂歌をあげたいなとは、喪に服す気持ちにはなりました。パワースポットだねぇ、ここ。
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次の壁は、イーストサイドギャラリー。
壁画がいっぱいです。これ1キロ以上続いてて、流石に飽きるんですが。でも延々かっこいい壁が続いてるから一見の価値ありですよ。クリスマスに来るところではないけど。
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お知り合いの方にシュニッツェルの美味しい店を教えてもらったので行きましたが、やってる?と聞くと、ノー!イッツクリスマス!らしかったです。しょうがないので近くの適当なお店に入ってご飯だ。カリブロストと1リットルのビールだ。いやー、こんなモンスターハンターの酒場みたいな食事ってあるんですね。当方疲労するとお酒に弱くなるタイプで、2リットル飲んでマジのガチの最大の泥酔しました。身近に旧知の顔がいるってのが一番大きかったと思いますが、本当にラスト1週間で何をやらかしてるんでしょうね。ね。あほだねぇ。
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その後の思い出
・Sバーンの駅の裏手に回って立ちション
・スパイ博物館ですら泥酔、トイレで嘔吐
・泥酔しながらもなぜか手数料激安ATMを発見しお金を下ろすことに成功
・超焦りながらバス乗り場へ向かうもチケットセンタークローズ。バスの運転手に直接交渉で乗せてもらう。超割高。
・プラン完全崩壊
で、先ほどの記述の中でこれだけはフィーチャーしておきたい。
フリックスバスのチケットは、運ちゃん直接交渉で買える!!!!(空きある場合)
私のようなクレカ限度額マンでも(そうそう、同行者もぽんこつなのでクレカ止まってました。何しに来てん。)チケット買えます。めっちゃ無駄が多いですけどね。もし困ったらこの記事を思い出して、50ユーロ握りしめて運ちゃんにチケットよこせと交渉しましょう。もちろんチケットカウンターで買うのがベターです。でも閉まってること多いよ。夜は。
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以上、ドイツ1日目でした。ろくな思い出がねぇ。次回はバンベルク。