水域

じくうをこえて

大陸横断計画番外編①「ベトナム鉄道 解説」

しんちゃお。しんちゃおってベトナム人が言うてるの見たことないわ。

さて、今回初の番外編です。内容は、ベトナム鉄道について。
管理人、そういえばベトナムを鉄道で縦断することに成功したんですよ。
というわけで。
私が乗ってみての感想と、費用、乗り方指南などを書いときやす。
ベトナム旅行考えてるよって方はぜひご覧あれ!



◉そもそも鉄道以外ないの?
ありますよ。夜行バスは安いし、飛行機はめっちゃ楽ではやいです。時間がない、お金がない、って方は飛行機、バスでの移動をオススメします。

◉どういう人向け?
時間がそれなりに取れて、一人もしくはグループ旅行の方。
鉄道好きの方。
移動中の景色が楽しみたい方。
体力のある方。
しっかり寝たい方。
ハノイからダナンに移りたい方。


閲覧者にふるいをかけたところで解説へうつります。



ベトナム鉄道の概要から!うぃきをみろ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ベトナムの鉄道


路線図はこんな感じ。


◯んで、まずは時刻表が必要ですよね。


こちらはダナン駅に貼ってあった時刻表です。(2018年10月6日撮影。)
それぞれの枠の上の時間が到着時刻、下の時間が出発時刻です。
ご自由にお使いください。
※一番下のSAIGONはホーチミンの駅です。サイゴンホーチミン市の旧名なので、SAIGON駅=ホーチミン駅というわけです。サイゴンという呼び名は今でも使われているみたい。現地民が時たま口にしています。


◯今回私が乗ったのは
・10/5 Hanoi 14時30分発、Da Nang 7時35分着の、SE9号の7号車。1部屋4人。
914kドン(約4450円)。

・10/8 Da Nang 22時36分発、Saigon 16時10分着の、SE7号の、7号車。1部屋6人。
550kドンでした。(約2680円)


◯チケットの買い方
駅のチケットカウンターで買えます。当日売りもやってますが、混み合うので前日までに買うのが賢いでしょう。

必要事項ですが、
・どこまで行きたいか
・何時発か(時刻によって列車の名前が違うので、その名前を伝えるとスムーズかと。)
・今日か、明日か、それ以降か
・何枚必要か

を伝えます。

そして旅行者の場合長距離移動だと思いますので、寝台車(Sleeping car)を取ることをオススメします。私の場合言わずともyou sleep?とかきいてくれるので、はいと答えましょう。あと、4bed in a roomと伝えた方がいいです。乗る車両によっては無かったりするのかもしれませんが…。6ベッドはしんどい。

もちろん、パスポートは忘れずに。

ちなみに私は間違えられるのが怖いので、メモに書いて渡してました。

こんな感じです。(実際渡したものです、汚い、、)受付のおばちゃんに分かりやす!やるやんこいつ!みたいな反応されたのでなお推奨です。

チケットはペラペラのレシートみたいなのを渡されます。無くしそうなので貴重品入れに必ず!
改札を通る時と乗車するときに提示が必要でした。


◯チケットを買ったら
出発の30分前には待合室へ。始発のハノイ駅では30分前から乗り込めました。
なかにはトイレ等ありますし、食堂車、売り子等もあります。飲み物や食べ物には困りませんが、出来るだけ持ち込んだ方が安くつきます。


◯寝心地など
我々旅行者の乗る寝台車はA/C付きでした。しかしアホほど寒かったです。外が暑いのでハーフパンツを穿く方が多いかと思いますが、長ズボンに着替えましょ、まじで、しぬよ。
あとパーカー等も忘れずに。その上から布団かぶって寝るべし!


◯セキュリティは?
確認した限りでは寝台車の廊下には必ず一人乗務員が座っていますので(深夜、朝方はいませんでした)、ある程度は安全でしょう。しかし朝方などは身なりのかなり悪い現地人が廊下で座り込んでいたりしました。ですので荷物管理はしっかり、大きな荷物は必ずワイヤーロックを。


◯んで結局おすすめする理由はなんやねん!
日本では滅多に味わえない、レトロな車両に乗るよろこび。

古き良き、食堂車の賑わい。

窓から眺めるベトナムの風景。

同室の現地民との交流。

非日常感、あります。マジで。ほんと乗ってよかった。


◯オススメの便とかないの><
・夜か朝に出て朝着く便。起き抜けのベトナムの朝日は一見の価値ありです。
ハノイからダナンへ行くなら、私の乗ったSE9が良いと思います。なぜなら早朝、


ハイヴァン峠というダナン近郊のビュースポットを通るから。
これめっちゃよかったよ。マジで。



こんなもんですかね。鉄道なので、日本とそう大きくは変わりません。気をつける点もそんなにはないです。テキトーに駅行ってテキトーに乗れ。


●まとめ
・寝台車、4人1部屋のものを出来るだけ取る
・寒さ対策をしっかり
・食堂車はマジでオススメやから行こう
・窓からの景色、現地人との交流を楽しめ


以上です。ようやくまともにお役立ち記事を書きました。ここまで読んでくれたあなたにかむおん!


次回、ベトナムラストナイトです。乞うご期待!