水域

じくうをこえて

大陸横断計画第7夜「激動 中越越境」

続いて更新。歩き疲れた。羽休め。

さて前回村の定義を見失ったわけですが、この巨大なビジターセンターはなんなんかと申しますと。

・ここはまだ徳天村ではない(は?)
・この拠点から観光客用のバスか、自家用車で村まで11キロかけて行く
・一応ここで宿泊可能
・死ぬほど混んでる(前回の写真は朝撮ったやつ)

前回あそこに着いたのが17時前で、すでにバスは出てませんでした。ので、ここに一泊しました。いくつか交渉して、280元。タイグイラ。居心地は悪くなかったです。オーナー夫婦もいい人でした。

メシ食いたくて、メニュー頂戴って言ったら何故かチャーハンが出てきた



さて本日はほぼ徳天村からスタートします。朝7時過ぎにチェックアウト。
ダッシュでビジターセンターに行き、バスチケットを買います。
目的地の滝の入場券とバス往復でセットで115元(1910円)。たっか。
まぁしのごの言ってられないので買いまして、適当に乗って行きます。


着いたの村じゃねぇ…^^
まぁいいか、と思いすぐ滝まで行きます。

お?

おお!

べと

なむっぽい!!!!

すげーすげーと一人で言いながらせっせこら進みますよ!





うわーやっべー!!!
中国きてるーーーー!!!!


テンション凄かったです。この1週間で2番目にテンション上がってた。(一番は第5夜の一件)
山道を歩きやすくした順路なのですが、結構足にきます。でもがんばって登る。朝イチなので人が少ない。さいこう。

滝の流れを間近で見たり

ベトナムみやげ屋さんがあったり


上から見ても圧巻だー

中国人夫婦。写真撮らせてくれた。。中国人夫婦ってかんじのふたりだ。



大満足!帰るぞ!
今日の目標は国境まで行くこと!
大新まで戻り、その後崇左という街と、憑祥という街を経由して国境である友誼関(ヨウイーグアン)を通り、ベトナム側の国境の街、ランソンまで行きます。
(滝の敷地を出ると、そこに村っぽいのがありました。でももはや何が何だかわからなかったので何も見ずに素通りしました。もういいさ。)


補助席。



しばらく写真がないんですが、大新の郊外でなぜかバスが止まりまして、ソワソワしてますと、バスの運ちゃんが
「お前この後どこ行くん?」ときいてくるので(たぶん)
「崇左やけど」
「マジか!ほれアレ乗れ!」と指差したのは
対向車線の大型バスでした…。

運ちゃんが話をつけてくれて、なんか乗れた…20元とかだったと思います…。
チケット制であろう大型バスにもこんなカジュアルに乗っていいのね…。




無事崇左のバスターミナルに止まり、憑祥行きのバスに乗り換えます。



また写真がありませんが、憑祥に着いたのが4時前で、割と遅め。んーどうしようかなぁ


ん?
ぶーん
きっ
「おい、友誼関いくのか?」
「30元で行くぜ。」


乗ったろう!
人生初、バイタクです!
時速50キロ超えて国境までかっ飛ばすおっちゃん!ノーヘルで浴びる大陸の風はこの上なく気持ちよかった。
しばらくしたら、日本で原付乗ったり友人の後ろ乗ったりしてたのを思い出してちょっとさみしくなった。



到着!
このザ・関所な友誼関、中越が戦争してた時に使われてたらしいっすよ。
ここを抜けて、イミグレ通って、ベトナムでした。ここ、イミグレ以外は広場になってるのでそこで買い物したり両替したりもできます。SIMカード売ってるとこもあった。露天商みたいなおっさんだったので買わなかったけど。
しかし、せっかくでっかい門あるんやから、あの門でイミグレしてほしいなぁ、門番みたいなのにパスポート渡して通るみたいな。ろまん。




出たら乗り合いのバス?が待ってて、ランソン行きたいんですけどと言うと近くのバスターミナル的なのに降ろされた。1キロ弱で12000ドン(60円くらい)。たぶんボラれてる。

バスターミナル、バスが異様に少なくてタクシーばっか。ダメ元でハノイ行きのやつないの?と聞くと50USDだと。はぁー?
寄ってくるやつ全員に聞いても相場がそんぐらいらしい。今そんな持ってないし。
30分くらい交渉しまくった結果、気のいいにいちゃんが10USDの乗り合いタクシーを見つけてくれました…。ありがとう、ワガママ言ってごめんやで!

こんな車内で、30分くらい人が集まるのを待つ。なんとこの車、新車な上にWi-Fiまである…!あなたがかみか〜!ありがとうあんちゃん!!!!中国を抜けたのでラインやツイッターなどやりまっくった!日本と繋がれるの、サイコー!



途中休憩に寄ったところで買ったちまきちまきアメジスト原石ではない。

3時間くらいかけてハノイに到着!18万ドン(880円)で話ついてたけど、20万ドン渡したらお釣りは帰ってきませんでした!
チップと言うことで!とあんちゃんと熱い握手を交わした。カム・オン!(ベトナム語でありがとう)



めっちゃ長くなりましたが中越越境成功です。運が良かったなーと感じます。バイタクはべつにいつでもおるけど!ハノイまで一気に行けたのがサイコーでした。



ハノイで一泊!メシ!

次回は香港−ハノイまでの道のりを適当にまとめでもします。徳天村もせっかくなので書きます。
頭の悪いルート通りたい方は読んでね。ほなまた…