水域

じくうをこえて

大陸横断計画第36夜「インドからの逃避 ダージリン」

11/1
インドの最果てより投稿いたします。めちゃくちゃ電波悪いしWiFiもないので詰んだ詰んだ状態。。。
さらに急激な気温の変化で風邪まで、、、運が悪い、、



さて今回はそのクッソ寒いダージリンの模様をお届けしようかと〜かと〜



列車は定刻通り8時半ごろにスィリグリの駅である、ニュージャルパイグリ駅へ到着。普通に卑猥な地名シリーズに入れていいと思う。近くにJALPAIGURIっていう街あるからさ。



昨日列車で一緒だった韓国人一行と一緒に、ダージリン行きの乗合ジープを探します。

荷物はジープの上に括り付けるスタイル。かっこいいけどめっちゃ不安。

1人Rs250で手を打ち、乗車完了。たぶんボラれてるんかなぁ。ガイドブックとかにはRs130って書いてたもんで。500円せんぐらいやし気にせん。オンシーズンやし!



スィリグリの街を抜けるとにわかに山道らしい急勾配、ヘアピンが続きます。

狭く見通しの悪い道のためこのように渋滞すら起きる。

ふと振り返るとインドの大平野が広がっていました。デケー。


途中ティーブレイクだと言って15分休憩が。有難い。

山小屋のような売店のテラスに上がらせてもらって、写真撮影を。


すごいぞ、山の斜面に、たしかに家が並んでいる…

桜が咲いている…

そしてついに見えてしまった。今回の目玉、カンジェンガ山のいただきが。
すごいな、山頭しか見えてないけど頭がぽーっとして湧き上がる感じがする。8000メートル級の山見るなんて人生初ですから、テンション上がったねぇ。皆寝てしまっった車内の片隅、一人ニヤニヤしていました。




なんだかんだ3時間半程でダージリン駅到着。この駅、というのは普通の鉄道駅ではなくて、トイ・トレインという観光列車の始発/終着駅です。この鉄道も車や人間と同じ道路を通ります。別に道があるわけではないんです。併用軌道の路面電車をイメージしてもらえば分かりやすいかと。
アホほど狭い道路にさらにレール敷いた無茶苦茶な運用のため、ゆっくりゆっくり進んでいます。聞けば終点の数十キロ先の駅まで8時間かかるのだとか。我々のジープもこのトイ・トレインを追い越して行きました。列車を車で追い越すってめっちゃ貴重な体験ですよね。笑



今日からの宿まで1.5km歩きます。途中でレストランを発見したので入店。

カリーっつったらビーフかポークかチキンか選べるって。ひさびさにビーフを食べました。インドのカレーはやっぱり塩が決め手ですね。きつすぎないギリギリに調整した塩が味を引き締め、ライスを掬う手が止まらなくなります。
この土地の物価など一切知らなかったので結構ビビってましたがターリーとお水1本もらってRs100(152円)。やすい、あんしん!



チェックインする時にダージリンティーをご馳走になる。イマイチおいしさがわからん。。

夕方になる前から写真撮影などしていました。以下写真。


夕方(4時ごろ)です。



夕食はモモと呼ばれる餃子のようなものと、ベジタブルスープ。めっちゃあったまるわぁ。ここ気温10度ぐらいなので、、みんなダウン着てセーター着て冬の装いです。



夜景。斜面にあるから多層的に灯りが見えて幻想的です。寒いので煙草を解禁。生き返るわ。夏は特に思わないけど冬はいやに吸いたくなるんですよ。



いつぶりかに毛布かぶって就寝。エアコンもヒーターもないけど快眠でした。



次回から適当に観光です。居心地やっぱいいので1週間滞在します。。インドに来た意味とは…。