水域

じくうをこえて

大陸横断計画第84夜「さよならヴェネツィア」

12/19
ブリテン島から!ここ数日のデスマーチがたたって死にかけてます。クッソ寝た。けどめっちゃ疲れてる。しんどいっす。あとふつか。


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今回は移動回です。4泊したベネチアを出て、オーストラリアのウィーンに向かいます。ベネチアでは十分に英気を養えたのでまた戦える…はず。
バスは夕方の出発だったのでずっど宿やマクドでブログ書いたりしてました。なので特に何もないですね、きょうやったこと。

そういえば、Mestreの町を少し散策しました。ベネチアの島ではなくて、本土の方の大きい駅がある町です。

↑ここ
が、特に何も得るものはなかったかな…暗かったし。人通りもそんなにないけど静かで若干のクリスマスムードがあって悪かなかったです。
なんで散策したかと申しますと、ベネチアから本土に渡るときに間違って路面電車に乗ってしまって、メストレの中心部に連れていかれてしまったから…。
本土の駅前(フリックスバスの発着もここ)に行きたければ、2系統のバスに乗ればいいっぽかったんですが、全然見当たらず。来るときに降りたところのあたり探したんですけどね〜。


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というわけでベネチア旅行記終了です。
やはり水の都という二つ名に負けない、独特の雰囲気と街の構造でした。大きい運河のある観光地エリアも素敵ですが、やはり私のお気に入りは細い水路の走る裏路地のような場所で。ベネチアの街は日中でも暗い路地が多く、それは建物がことごとく高いものばかりだからという単純な理由なのですが、そのおかげで路地にたいへんな閉塞感が生まれてるんですね。だから歩いていると、とても落ち着くんです。
でも、複雑に入り組んだ路地を地図にもたよらず行くと全くどこにいるのか分からなくなる。振り返ると誰もおらず、頭上の家々からは食器の音がかしゃかしゃと聞こえる…。
不安になってもう少しだけと進むと水路に面して、遠くに人波が見えほっと落ち着く。この安心と不安と、アンビバレントな感情が同居するのがベネチアの魅力だったかなと思います。好きな人は好きですきっと。
夏に来ればもっと、昼下がりの気だるい、ついつい水路に足をつけたくなるような毎日を過ごすことができるんだろうなと思います。
港町らしさはあまりなかったかも。私の行動範囲狭かったから魚のマーケットとか、漁に使うような船とか見れてないだけ…な気がしますが。


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今回は感想戦でした。この旅も完全に終盤です。残すところブログにするのは5都市くらいしかありません。今めっちゃ筆が進んでる、「3ヶ月海外旅行に出て必要なかったもの」をまとめた記事、帰国したら公開します。割と参考になるんかもしれんなと思いますので、よかったら、ぜひお付き合いください。では!