大陸横断計画第85夜「ついにメイン・ヨーロッパへちょろっとオーストリア」

12/20
英語が公用語ってマジで便利ですね。ご飯行っても駅行っても意思疎通がめっちゃかんたんだ。さいこうなのだ。

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今回はオーストリア編です。私の中でオーストリアから西はなんというか、「進んだヨーロッパ」になってまして。バスや鉄道がわかりやすく通ってて移動がしやすい(んじゃないかな)、物価が高い(イメージ)、治安がいい(んかな)といった勝手なイメージのおかげでオーストリアからロンドンまでの旅行は今までより楽なんじゃないの？と思ってました。
そんな半分消化試合みたいな気持ちでやってきたオーストリアの街をレポ。

私は例のフリックスバスで来たんですが、東のはずれのバスターミナルであるエルドバーグへ到着。
定刻通り8時。ここはすぐ隣に地下鉄があるので、それでサクッと街中に行きます。
朝のウィーンは日も上りきっておらずまだ薄暗く、風が痛いくらいに寒かったように記憶しています。この、薄暗い時間帯というのは日本では大好きなんですが(独特の雰囲気あっていいよね)こと海外となると自分のいる場所や道、建物の把握が疎かになってしまうのでなんだか落ち着かなくなってしまいます。わかるひといるかな。
なので私はいつもしっかり日が昇るまで駅とかで時間を潰す。宿の最寄りが大きい駅舎だったのでとても快適に過ごせました。Wi-Fiあるし。

ホテルに荷物を置いたら出撃。中心部のミュージアムへ。

でっか。ウィーン自然史博物館です。

入るとこんな感じ。格式が高すぎる(12ユーロ)。
中はめっちゃ広くて、アホみたいな数の剥製や化石、鉱石、隕石などのコレクションが所狭しと並びます。以下写真です。

古代の蚊取り線香です。キンチョーはここからインスピレーションを得たんですね。

絵柄めっちゃ日本人じゃない？詳細教えて？

こいつ、動くぞ。けっこうそれっぽい動きしてた。

お疲れ様でした。3時間ぐらい消費しました。やはり私は鉱物が好物ですね。みながらきれーとかすげーとかぶつぶつ言ってるのが私です。楽しいもの。
やっぱり子供さんと来られるのがよろしいのかなーと思いました。でも建物自体すごく価値のあるものですし、ゆっくり展示品眺めれる雰囲気があるので大人一人でもイケるっちゃイケます。
個人的なオススメはやっぱり鉱石かな？原石だけでなくて宝石になったものもあります。

3時間歩くと流石にお腹が減ります。しかしその辺の屋台はぜんぶ高いのでしゃーなしつぎのミュージアムへ。

ウィーン美術史博物館。前情報なしで来ました。

しゃしん、ないです。これだけです。
マジでおもんなかった。
なんか全部近代の宗教画なんですよ。マジで。好きな人にはいいんかもですが、私のような無宗教の阿呆には高尚すぎて価値が見出せません。ルネサンスのラファエロやロマン派のドラクロワみたいなタッチなら好きなんですが、ゴシックって言うんですか？あのへんの作品が多くて、みててもなんかつまんなかったです。
眠くなる。

気を取り直して観光しよう。凍えながらうっすら雪の積もった道を歩きます。ミュージアムから(うえの二つのミュージアムは隣接している)1キロほど歩いたら、こちらのウィーン市庁舎に到着です。

でけぇ！クリスマスマーケットやってる。人生初クリスマスマーケットきた。

いやー、普通にお祭りですね。でも雪も見れてまんぞくです。しかし日が落ちるのはやいな〜つらいな〜。4時ぐらいにはもう日が沈みかけてますからね〜。冬はやっぱダメだわ〜。

ホットドッグ。ぼちぼちうま。